意外と知らないお雑煮のこと|なぜ正月に食べる?その意味は?

お正月に用意するものはたくさんあります。門松やしめ飾りなどの正月飾りからおせちやお屠蘇・・・。お雑煮もその中のひとつですよね。

 

おせち料理は昆布=よろこぶなどの縁起物として有名です。ですがお雑煮はどのような意味があるのでしょう。正式な意味や作り方、食べる時期などはなかなか教えてもらう機会がありませんよね。

 

まずはどの様な由来があるのかということを調べてみることにしました。


お雑煮はどうして元日に食べるの?由来とその意味は?

お雑煮の由来は元々は新年の豊作を願って食べられるようになったものです。また、家内安全の意味もあります。

 

餅は新しい年の年神様へのお供え物で、「年魂」と呼ばれています。そのお供え物の御下がりを頂くことによって、豊作や家内安全を祈願しようという由来があります。おせちとお屠蘇のふたつとあわせて、祝い膳と呼ばれています。

 

 

お雑煮の歴史は室町時代にまでさかのぼると言われている大変古い風習です。室町時代の頃には宴会で最初に食べる縁起の良い料理といわれていました。

 

そこから現代では宴会の最初ではなく、新年の最初に食べる料理となったんですね。因みに当時は餅は貴重品で高価だったため、代替品として里芋が入っていたといわれています。


美味しいお雑煮の作り方!関東風をご紹介します

お雑煮は地方によって様々な作り方がある料理としても有名ですよね。美味しい作り方について見てみましょう!ここでは関東風の作り方についてご紹介します。

 

1.材料を切る

 

蒲鉾は5mm程度の厚さに、鶏肉は2cm大、三つ葉は3cmくらいに切ります。

 

 

2.鶏肉の下処理


 

鶏肉は塩を振りかけてしばらく置いておきます。更にオーブンで5分程度焼きます。

 

 

3.だしを作る


 

昆布を600ccの水に20分程度つけてから、中火で煮ます。沸騰する直前で取り出してかつお節を入れます。沸騰したら弱火にしてから3分程煮て、キッチンペーパーでこします。その後醤油とみりん、塩で味の調整をします。

 

 

4.仕上げ


 

餅をオーブンで焼いてから鶏肉、三つ葉、蒲鉾をお椀に入れてだしを注ぎお雑煮の完成です。

 

関西風ですと味噌味になるので、お味噌を溶かして味の調整をしましょう。

具材は何を入れる?縁起の良い意味はある?

お雑煮の作り方をご紹介しましたが、ここではかなり一般的な材料について触れています。他にも様々な材料を入れることがありますし、それぞれに意味があるものもあります。

 

正月の縁起物でもありますから、その意味についても知っておきたいですよね。まず基本的な材料は作り方で書いたように、蒲鉾や三つ葉です。

 

その他大根、ニンジンなどの野菜の他に、その土地でよく収穫されるものが入れられるということも多いです。

 

  • 新潟県・・・鮭、いくら
  • 千葉県・・・青のり
  • 島根県・・・岩ノリ、ハマグリ
  • 広島県・・・牡蠣

 

この様な特産物が入ったものが有名です。材料で縁起物としての意味合いが強いものはこれらのものになります。

 

【頭芋】


 

 

「人を束ねる頭になれるように」との意味があり、京都のお雑煮に入れられます。

 

 

【蒲鉾】


 

 

元日の日の出の象徴であり、赤は邪気払い、白は神聖さを表している。

 

 

【鶏肉・小松菜】


 

 

 

「菜鶏」が「名取り」を表す。「敵に勝利して名乗りをあげられるように」という意味があり関東地方で入れられます。

地方によってこんなに違う!一風変わったお雑煮も・・・

お雑煮の作り方や材料を見てみると、こんなに地方によって違いがあるんだ!と驚かされてしまいます。地方による様々な違いについてもまとめてみますね。

 

【東日本】

  • 角餅を使用
  • 澄まし汁であっさりとしただし

 

【西日本】

  • 丸餅を使用
  • 味噌を混ぜる場合もありだしに様々な味付け

 

 

お雑煮を大まかに分けるとこの様になります。詳しく見ていくとかなり細かく分かれるので、ここでは書ききれない程です。ですのでちょっと変わったものについてだけまとめてみたいと思います。

 

 

【奈良県】

 

味噌入りのものですが中に入っている餅は砂糖入りのきな粉をつけて食べます。

 

 

【香川県】


 

白味噌入りのだし汁の中にあんころ餅を入れる。

 

 

【徳島県】


 

いりこだしで醤油味のだしの中に豆腐と里芋のみ。餅は入れない。

 

 

【沖縄県】


 

お雑煮を食べる文化がなく、豚のもつを煮込んだ中身汁というものを食べる。

 

 

【岩手県】


 

醤油味のだしの中に入った餅を甘いたれにつけて食べる。たれは砂糖や醤油で味付けしてクルミを擦ったものが入っている。

 

 

【鳥取県】


 

お汁粉のような甘い小豆汁で作られる。


いつからいつまで食べる?お雑煮を食べる時期について

お雑煮について詳しい情報を見てきました。これで由来や作り方、意味、地方による違いなども分かってきましたね。

 

次はいつ食べるかということについて見ていきたいと思います。大晦日は年越しそば、元旦にはお屠蘇やおせち、と年末年始は食べる時期が決まっている料理がたくさんあります。

 

お雑煮もいつ食べるか決まっているのでしょうか?

 

 

頂く上での作法として「いつ食べるか」というのは決まってはいません。ですが年神様からの恩恵を受けるという意味では、元日中に食べるのが基本的です。

 

あるアンケートの結果を見ても、ほとんどの方が元日中には食べているという結果が出ています。更にいつまで食べるかということについては、「正月三が日中」という答えが多くなりました。

 

いつまで食べるかというのも特に決まりはありません。ですが鏡開きが1月11日だということを考えると、1月中は食べる機会が多くなるのではないでしょうか。

ダイエット中にお雑煮は危険?太らない食べ方について

アンケートの結果を見ても正月三が日中はお雑煮を食べる方が多いということですよね。ですがダイエット中の方はお餅は太るから、と敬遠してしまいがちです。

 

それでなくてもご馳走の多いお正月。ダイエット中ではなくても太ることを予防する方法について知っておきたいですよね。

 

 

実はお雑煮自体はカロリーは高くありません。澄まし汁か味噌汁ベースのだしの中に野菜などの具材と餅が入っているものですので、脂肪分は多くありません。

 

ですがお餅は炭水化物ですから食べ過ぎると当然体の中に蓄積されます。餅自体のカロリーは角餅2個で230kcal程度、丸餅3個で250kcal程度とごはん一杯分ほどです。

 

お雑煮を食べる場合はこの個数を目安にすると太らないでしょう。

 

また具材については野菜を多めに入れて、更にえびや鶏肉などのたんぱく質も一緒に摂れれば栄養がたっぷり入った健康的な料理になります。

 

折角の縁起物ですからあまり神経質になり過ぎず、太らないポイントを抑えながら頂きたいものですね。


 

 

 

 

 

 

 

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